石けん生活ゼノア通販化粧品・花咲|石けんQ&A|化粧品と肌に関するご質問
それでは、皮膚科学の観点から一緒に考えてみましょう。
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人間の皮膚は、何でできているのでしょうか?
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答えは、「タンパク質」です。
もしタンパク質がむき出しのままの状態だったら、異物を弾くことは出来ません。
何かがちょっと触れただけでも付着し、色々なものが「浸透」します。
一例をあげると、すこしリアルですが、魚や肉の切り身(たんぱく質)を料理する場合、短時間で醤油や塩の下味が付くのはバリアが無いからです。
人間も同じ「タンパク質」でできているので、外部と接触している肌の表面を、皮脂腺から「皮脂」という天然の脂を出すことによって、油紙で巻くように身体をそっと包み込んでいるのです。外部と遮断して「生命」を守っている訳ですね。その油紙で包まれた部分【皮膚の表面】を バリアゾーンと言います。
脂の膜が体内の水分の蒸発を防ぐから、健康な肌はいつでもシットリしているのです。
シャワーを浴びたら、皮脂によって「パチッ」とはじかれた丸い水滴ができるのが健康な肌です。
もし、入浴中に「水」が私達の体内にどんどん浸透してきたら、生命が危険にさらされます。
毎日の「水仕事」も危険だし、長時間、水の中で練習をする水泳は「命がけ」のスポーツということになります。
「バリアゾーン」って大切ですね。
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人間以外の生物に、バリアゾーンはないのでしょうか?
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もちろん、あります。
バリアゾーンは、卵だと、外側の固い殻と内側の卵殻膜(ゆで卵を剥く時に、卵に付いて取れにくい、白い弾力のある部分)がバリアゾーンにあたります。
魚だと皮とウロコと表面のネバネバ部分です。
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バリアゾーンが破れたら、シミに?
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海で泳いでも、水や塩などの異物の浸入をバリアゾーンがはじいてくれるから、体内に海水が浸透せず生命が保たれているのです。
その皮脂膜(生命を守っている大切な膜)を無理矢理「美容」と称して破り、化粧品(異物)を皮膚の中に浸透させたら「これは大変!」と身体が防御反応を起こします。
具体的には異物をそれ以上深く浸透させないように、メラニンを集めて、化粧品等の(異物)の進入した部分を取り囲みます。メラニンの集合体でバリケードを張り巡らせるのです。
メラニンの集合体⇒それが「シミ」です。
もっと解りやすく言えば、異物の進入(環境ホルモン物質など)から身体を守るために戦った痕が、多くのシミの原因なのです。
何となく、急に「シミ」がいとおしく思えるから不思議ですね 。
これには更にオマケが付きます。
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肌に浸透する化粧品は、○それとも×
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「バリアゾーン」というタンパク質を、皮脂でわざわざコーティングした薄い膜を化粧品で破って浸透させると、目に見えない無数の穴(隙間)が皮膚にできます。
短時間でシワの伸びる保湿用化粧品は、無理矢理バリアゾーンに穴を開け、その穴に水分を押し込んでシワを膨らませているだけのことなのです。
あなたが数分間で若返ったわけでも、シワが元から治ったのでもありません。
保湿系や、アンチエイジング系の化粧品を使うと、肌の中に注入した水を、しばらくの間はポリマー樹脂が肌の表面で乾いてフタとなって閉じ込めるので、肌が「プルルン!」と膨らんでシットリ潤ったように感じるでしょう。
しかも皮膚の表面は樹脂が乾いてツルツルになります。
「皮膚のシワが消えて、若いなめらかな肌になったわ!」と勘違いしてしまうかもしれません。
でも今度は逆にその穴(隙間)から、本来は肌の中に溜めてなければならなかった「水分」と「皮脂」が顔の表面に流出しはじめます。
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「水分」と「皮脂」が、顔の表面に流出したら?
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●「水分」が顔の表面に流出したら、水分は蒸発し、老化の1番の原因になる「乾燥肌」をつくります。
それが最近1番ご相談の多い「現代版の乾燥肌」の原因です。
●同時に「皮脂」も溜めらなくなり、破れたバリアゾーンの穴から常に少しずつ流出します。
その箇所が、部分的なオイリー肌になります。
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●混合肌は、その複合です。
皮膚に穴が開いて、中に閉じ込めることが出来なくなった水分は蒸発する一方で、水分と違い、蒸発しない皮脂は肌表面に残るのです。
それが、最近特にご相談の多い「現代版の混合肌」です。
これは、年齢には関係ありません。
あなたの顔は今、乾燥した部分と、オイリーな部分が混在して、どのようなタイプの化粧品を使ったらいいのか、解らなくなっていませんか?
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化粧品を、どうやって肌に「浸透」させているの?
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肌の中に化粧品を「浸透」させるには、水が浸透性を持つようになる物質(合成界面活性剤)をブレンドしています。
「特許製法!」や「クラスターの小さい水」と言われると、水だけが浸透するように聞こえますが、「水」だけでは身体の中に浸透しません。そこで、(合成界面活性剤)の力で浸透させます。
コットンやマスクに化粧水を浸して、お顔の上にしばらく乗せておくと「シワが消えて、肌の内側からモチモチして、肌の水分量がアップ!」になる化粧品が、このタイプです。
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美白化粧品と、環境ホルモン
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お顔を剃った時、カミソリが少し深く入って血が出たことはありませんか?
すぐ下に毛細血管がある証拠ですね。
例えば 「ビタミンC」の場合、ビタミンCは水溶性で分子量が大きいので、単体では皮内へ浸透しません。
そこで、ビタミンCを合成界面活性剤加工をしたものが、美白化粧品によく用いられている「ビタミンC誘導体」です。
皮膚の中に入るように脂溶性にし、分子量を小さくしています。
化粧品の原料には色々ありますが、皮膚から浸透した色々な化粧品の原料の中には、未来の「環境ホルモン物質」につながる危険性のあるものが存在することもいなめません。
環境ホルモンがもたらす影響として有名なのは、近年増えている流産や不妊症、若くから始まる更年期症状などです。
その他には、「催奇性(さいきせい)」(奇形)があります。
そのような理由から、身体(生命や遺伝子)を守ってくれている「バリアゾーン」を破ってまで、乳液や美容液、美白化粧品等を肌に浸透させようなどとは、決してお考えにならないでください。
それが、あなたがいつまでも健康で若々しく、美しい肌を保つ秘訣なのです。
そして、子供達に人間としての健康な遺伝子を残すためにも。
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